文化・くらし・コミュニティー LRTがマンガライまで延伸ー記念乗車に長蛇の列

ジャカルタで軽量軌道交通(LRT)を運営するLRTジャカルタがこのほど、フェーズ1Bのベロドローム―マンガライ間(6・4キロ)で運行を開始した。2019年の一部区間開業以来、クラパガディン方面からベロドロームまでだった「陸の孤島」ともいえる路線が首都圏通勤電車(KRL)のターミナル駅・マンガライまで延伸されることになり、乗り継ぎの利便性向上が期待されている。
開業直後の駅ホームには記念乗車を目当てに多くの人が詰めかけ、乗車を待つ長い列ができた。家族連れや若者らがスマートフォンで車窓を撮影する姿も見られた。
マンガライ周辺と北部のクラパガディンを結ぶ道路は朝夕を中心に混雑しており、LRTの延伸により渋滞の緩和が期待されている。

全線はクラパガディン―マンガライ間の12・2キロ、11駅となり、所要時間は約28分。延伸区間にはラワマングン、プラマトゥカ、マトラマン、プロクラマシ、マンガライの5駅がある。ただ、運行開始当初はベロドローム―マンガライ間で乗降できる駅がラワマングンとマンガライに限られるなど、利用に制限が設けられた。
クラパガディン―マンガライ間は午前5時半から午後8時まで運行し、運行間隔は15分。一方でクラパガディン―ベロドローム間は夜間も運行するなど、区間によって運行時間が異なる。
開業を記念し、今月16~23日の8日間は乗車1回に就き8ルピアの特別運賃を設定した。24日以降は暫定運賃として、クラパガディン―マンガライ間が5000ルピア、ベロドローム―マンガライ間が8000ルピアとなった。州政府は10月にも運賃体系を改めて検討し、定額あるいは距離制のいずれかを採用するか決める方針だ。