文化・くらし・コミュニティー 「好き」を英語で伝えるーCJS中学部が発表会

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 チカラン日本人学校(CJS)は13日、中学部の生徒が自分の好きなものを英語で紹介する発表会を開いた。今年6月に試行を始めた英語力強化プログラム「英語P」の一環。中学1~3年の生徒約45人が、保護者や教員を前に、それぞれの興味や関心を英語で伝えた。

中学部英語P集合

 発表のテーマは「My Favorite Thing(私の好きなもの)」。生徒たちはスライドや動画を使い、調べた情報に自身の体験を交えて紹介した。中学1年では自動車や自転車、アニメ、ゲーム、猫、キャンプなど多彩な話題が登場。中学2年は米大リーグのドジャースやサッカー、ジェラート、おにぎりの歴史などについて語った。中学3年は剣道や日本刀、ゴルフなどを取り上げ、剣道着姿で練習映像を披露する生徒もいた。

 発表では、聞き手に質問を投げかけたり、クイズを出して挙手を求めたりするなど、伝え方にも工夫が見られた。会場から答えが返る場面もあり、英語を使った双方向のやり取りが繰り広げられた。

中2 井上 太雅さん

 英語Pは小学3年から中学3年までを対象に、英語の「読む・書く・聞く・話す」力を伸ばす取り組み。自分で選んだテーマを自分の言葉で語ることを重視し、習った単語だけでなく、自分の考えや気持ちをより的確に伝えられる語彙や表現を身に付ける。中学部では決まった教科書を使わず、生徒自身がテーマを選び、調査や資料作成を進める。

 生成人工知能(AI)も活用しながら、伝えたい内容に合った単語や言い回しを学び、語彙不足で言いたいことを伝えられない壁を乗り越えることを目指す。年間3回以上の成果発表を計画しており、英語の知識だけでなく、自分の考えを相手に伝える力を重視している。

中2  二瓶 結一郎さん

 英語Pは英語科の教員4人が担当する。その一人でフィリピン出身のウィルマ教諭は、CJSは「一人一人のかけがえのない良さがのびのびと発揮される英語教育」を目指していると説明。今回の発表会は、生徒が互いの個性を知り、英語で伝える楽しさを実感する機会となったと振り返った。