インドネシアニュース 国営石油、非補助金燃料を値上げ

国営石油プルタミナは18日、非補助金燃料の一部価格を引き上げた。対象は高オクタン価の「プルタマッタクス・ターボ」、ディーゼル系の「デックスライト」、「プルタミナ・デックス」の3種類。中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の上昇を受けた措置だが、特にディーゼル系2品種の値上げは物流などのコストにも影響するため、物価全体を底上げするインフレ要因となる懸念が強まっている。
ジャカルタ首都圏(ジャボデタベック)では、プルタマックス・ターボは1リットルあたり1万3100ルピアから1万9400ルピアへ、デックスライトは1万4200ルピアから2万3600ルピアへ、プルタミナ・デックスは1万4500ルピアから2万3900ルピアへと大幅に引き上げられた。特にディーゼル系の価格上昇が目立った。
一方、一般乗用車向けの「プルタマックス」と「プルタマックス・グリーン95」については、「経済情勢と国民の購買力を考慮する」(プルタミナ)として価格を据え置いた。補助金対象ガソリン「プルタライト」とディーゼル「バイオソラー」についても、政府は年内の価格維持を表明している。
今回値上げされたディーゼル系2品種は、大型トラックやバスなどの商用車に使われるため、今後は運賃や流通価格への転嫁を通じて、幅広い品目の物価に波及する可能性がある。