文化・くらし・コミュニティー 日本、インドネシア選手団を激励

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 19日に開幕する愛知・名古屋アジア競技大会を前に、在インドネシア日本大使館は8日、ジャカルタの大使公邸でインドネシア選手団の壮行会を開いた。10月のアジアパラ競技大会に出場する選手や関係者も招かれ、植野篤志駐インドネシア日本大使やエリック・トヒル青年スポーツ相のほか、選手団団長を務めるトドトゥア・パサリブ投資・下流化担当副大臣、インドネシア・オリンピック委員会(KOI)のラジャ・サプタ・オクトハリ委員長らが出席し、スポーツを通じた交流と友好関係の発展を誓った。アジア大会は9月19日~10月4日、同アジアパラ大会は10月18~24日に愛知県などで開催される。(写真・ジャカルタ日報撮影)

選手団との記念撮影に応じる、エリック・トヒル青年スポーツ大臣(右から3人目)

 植野大使は愛知県出身。愛知が日本を代表する製造業が集積する「ものづくり」の土地だと紹介し、「試行錯誤と改善を重ねる文化は、高みを目指すアスリートの精神に通じる」と述べ、大会で実力を存分に発揮するよう激励した。

 さらに、スポーツ交流は「両国の友好関係をさらに強く、豊かなものにする」と話し、大会期間中も大使館として選手団の安全や健康を支援する考えを示した。 

選手団を力強く激励した植野大使夫妻

 あいさつに立ったトドトゥア団長は、壮行会について「単なるセレモニーではなく、選手の士気と自信を高める機会だ」と強調。「メダル獲得を目指しつつも、それ以上に祖国のために全力を尽くしたという誇りを持ってほしい」と選手らに呼びかけた。

 また、ラジャKOI会長は、大会を主催する難しさに言及し、開催国である日本への理解と敬意を忘れないよう選手団に要望。「われわれはメダルを持ち帰りたい。同時に、兄弟として日本にも開催国として成功してほしい」と述べた。 

あいさつする選手団のトドトゥア団長

 エリック青年スポーツ相は、日本が大規模な国際大会を開催してきた経験を高く評価。「規律や礼儀などインドネシアが学ぶべき点は多い」と指摘し、植野大使との協議で青年・スポーツ分野の交流をさらに強化していくことで一致したと明らかにした。

 選手代表として登壇した卓球のアルマイラ選手は「最高の結果を残し、日本で何度も国歌のインドネシア・ラヤを響かせ、メラプティ(紅白)旗を掲げたい」と決意を誓った。

好成績への意欲を示した卓球のアルマイラ選手

 壮行会が開かれた翌9日には、KOIがジャカルタで選手団の結団式を開催。プラボウォ大統領も同日、選手団を激励した。

 今大会のインドネシア選手団は、35競技に出場する選手430人、役員145人の規模となる。政府は金メダル4個の獲得を目標に設定。前回の杭州大会の7個を下回る目標について、金メダルを獲得した一部種目が今大会で実施されないためだと説明している。