インドネシアニュース クールジャパン、自販機大手に追加投資
日本の官民ファンド「クールジャパン機構」は20日、インドネシアでキャッシュレス決済や人工知能(AI)を搭載した自動販売機を展開する「ジャンプスタート」に対し、追加投資を行うと発表した。日本の飲料や菓子の販路を広げるための基盤整備を支援する。

同機構によると、ジャンプスタートは国内最大手の自販機運営会社。オフィスや商業施設、駅などの公共施設に広くネットワークを持ち、2025年末時点の設置台数は6400台を超えた。
自販機網の拡大を通じて、手ごろな価格の日本産食品との接点を国内で拡大しているという。
同機構は23年5月に同社へ初投資を行っており、今回はさらなる成長資本を供給する形となる。将来的には、日本の食品メーカーがインドネシア市場へ進出・拡大する際の重要なインフラとして育成したい考えだ。
編集部コメント
商品自体より販売チャネルへ追加投資した点が興味深い。スーパーの棚取りや伝統的小売りの開拓とは別に、自販機網を通じて日本ブランドの接点を増やす発想は流通の省人化とも相性が良い。
ただ、設置台数の拡大がそのまま収益に結びつくとは限らず、補充物流や立地の質、回転率をどこまで高め、持続可能な成長軌道を描けるかが今後の勝負となる。