インドネシアニュース 外国人320人を移送ー西ジャカルタでオンライン賭博の拠点摘発

国家警察は10日、西ジャカルタのオフィスビルで摘発した国際的なオンライン賭博事件を巡り、拘束した外国人容疑者ら計320人を複数の入国管理施設へ移送したと発表した。入管当局との連携を強化し、出入国管理法違反や組織的なサイバー犯罪の全容解明に向けて調べを進める方針だ。
警察によると、合同捜査班は9日、西ジャカルタの商業ビルにあった組織の運営拠点を捜索、現場からは多数のパソコンや携帯端末などが押収された。拘束された外国人の大半はベトナム人で、ほかに中国やミャンマーなどの国籍が含まれる。
オンライン賭博は国内で厳格な取り締まりの対象であり、警察当局は、周辺国での取り締まり強化に伴い、国際サイバー犯罪組織の拠点がインドネシアへ移っているとして、強い警戒感を示した。
西ジャカルタは商業施設や業務ビルが多く集まる地域で、外国人の関与が疑われる大規模摘発は企業活動や居住者の治安意識にも影響する。駐在員や現地企業にとっても外国人雇用、在留管理、オフィス利用に関する法令順守の重要性を改めて示した事案といえる。