文化・くらし・コミュニティー 個性と全力で大接戦ーチカラン日本人学校(CJS)で運動会

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平岡校長から優勝トロフィーを受け取る赤組

 チカラン日本人学校(CJS、西ジャワ州ブカシ県)で20日、令和8(2026)年度の運動会が開かれた。今年のスローガンは「レベルアップ――一人一人の個性を伸ばし、全力で楽しめる運動会にしよう」。小学1年から中学3年までの児童・生徒238人が赤組と白組に分かれ、徒競走やリレー、表現種目、応援合戦などに全力で取り組んだ。

 プログラムは、全校児童・生徒による入場行進や開会式に続き、現地ならではの「インドネシア体操」で幕を開けた。前半は小学5、6年による綱引き「勝利を引っ張れ!全力つな引き」のほか、同1、2年生の徒競走、3、4年生によるリレー、「瞬速〜友情のバトン〜」と題した中学部のリレーなどの熱戦が次々と繰り広げられた。

力強い白組の応援パフォーマンス

 小休憩を挟んだ後半は、全校による息の合った応援パフォーマンスで再開。小学3、4年によるダンス「WE ARE ALL STARS!」や、小学1、2年の「オラたちのスーパー玉入れタイムだゾ!」、小学5、6年の「届け!文化を結ぶ南の風」、中学部の綱引き「団結一線‼」が行われた。

 さらに、小学3、4年の「魔法のBamboo」や、中学部による力強い「ソーラン節2026〜つなぐ伝統、踊れ未来へ〜」など、日ごろの練習の成果を次々と披露。最後は会場全体が応援する中、女子と男子の選抜リレーが行われ、大きな歓声に包まれながら締めくくられた。

男子選抜リレー、1位でゴールインしたアンカーの加藤渉夢さん

 勝負は赤組324点、白組315点の接戦となった。児童・生徒代表として閉会のあいさつに立った中学3年の生徒会長、土屋陽太郎さんは「全力の走りや仲間のために声をかけ合う姿、諦めない気持ちが校庭いっぱいに輝いて見えた」と振り返った。

 そのうえで「勝敗にかかわらず、一人一人が努力して仲間と築き上げたことこそが何よりの成果」と述べ、今後の学校生活でも互いに支え合い、挑戦していこうと呼びかけた。

 平岡栄一・CJS校長は、子どもたちが作成したという今年のスローガンに触れ、日ごろから「一人一人にかけがえのない良さがある」と伝えていることに触れ、「その良さを発揮してほしい」と話した。運動会については「誰か一人のリーダー任せではなく、みんなが自分にできることは何かを考えて動いていた。子どもたちも教員も、それぞれの良さを思い切り発揮してくれた」と笑顔を見せた。