インドネシアニュース スズキ、配車向け車両レンタルに出資

Share facebook はてなブックマーク note X (Twitter)

 スズキは15日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「スズキグローバルベンチャーズ」を通じ、インドネシアで配車サービス運転手向けに自動車のサブスクリプション(定額課金)事業を展開するムーブス・テクノロジーズ(東京・千代田区)に出資したと発表した。

 ムーブス社は2021年設立のスタートアップで、日本とインドネシアでモビリティサービスを展開している。インドネシア事業では、車両に搭載したIoT機器やスマートフォンから得た各種データを基に独自の与信審査システムを構築。従来型の金融審査に通りにくかった利用者にも車両利用の機会を提供している。利用者は月々の料金を支払いながら車両を使い、最終的に車両の所有権を取得できる仕組みだ。

 スズキは1970年の進出以来、インドネシアを東南アジア諸国連合(ASEAN)の中核拠点と位置づけている。今回の出資を通じて、金融面での制約で新車購入が難しかった層を取り込み、現地での新たな顧客開拓とブランド力向上を図る構えだ。