文化・くらし・コミュニティー 赤・青・黄が「光合成」掲げ団結ーJJSで第55回体育祭

ジャカルタ日本人学校(JJS、バンテン州南タンゲラン市)で11日、第55回体育祭が開かれ、小学部・中学部の児童生徒681人が参加した。今年のスローガンは「光合成―みんなで輝く最高の体育祭」。赤、青、黄の3色に分かれた組が一致団結して輝き、史上最高の体育祭にしたいという児童生徒たちの願いが込められた。
競技や演技は二部構成で実施された。第1部では、小学3、4年生による80メートル走や低学年の徒競走をはじめ、小学5、6年生の綱引き「進撃の巨綱―引っ張れ!光れ!高学年の絆」が行われた。また、小学3、4年生による伝統の「八木節」や低学年の愛らしい表現ダンス、中学生による息の合った大縄跳び「跳ねろ!コイキング!」が披露され、会場を沸かせた。
第2部では、全校による熱気あふれる応援合戦に続き、小学5、6年生が「インドネシアでのキセキ―仲間と共に未来へつなげ」を表現。最後は中学生による迫力満点のリレー「JJK 3DX―Jakarta Japanese kart」が繰り広げられ、大会は最高潮の盛り上がりを見せた。

今年春に就任した本川里美校長は体育祭を終え、「練習の成果を存分に発揮した子どもたちの輝く姿に深く感動した。暑さに負けず、団結して全力を尽くした笑顔は最高だった」と振り返り、来賓や保護者への感謝を述べた。
また、体育祭担当の深澤蒼天教諭も、小中一貫校であるJJSの体育祭を「小学生から中学生までの児童生徒が関わり合う特別な行事」と話し、子どもたちが堂々と演技を披露し、声を枯らして応援する姿に胸を打たれたと思いを語った。
各組の団長からも、仲間とともに戦い抜いた喜びが聞かれた。
今回、優勝を果たした赤組の久保田仁団長は「小5の頃からの夢であった応援団長という役割で、最後の体育祭で最高の結果を出せてよかった」と喜びを語った。

青組の浅井沙彩団長は「優勝するよりももっと最高の思い出ができた。赤、青、黄どの組も最高だった」と晴れやかに話した。
その上で、黄組の千歳道大団長も「小1から黄組の団長にあこがれて9年。団長として最後の体育祭に参加できて幸せ」と振り返った。
大会の会場を彩った大型の横断幕は、中学部3年の柄澤愛海さんが制作した。スローガンの「光合成」が持つ勢いある躍動感を表し、JJSのマスコットキャラクター「コモド先生」が3色の勝負と体育祭の行方を見守る構図に仕上げた。児童と生徒はスローガン通り、一人ひとりが鮮やかな光を放つ最高の体育祭を作り上げた。