インドネシアニュース テスG、北スマトラに椰子殻燃料拠点

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北スマトラ州クアラタンジュンに新設した出荷拠点=テスホールディングス提供

 総合エネルギー企業のテスホールディングス(大阪市淀川区)のインドネシア現地法人がこのほど、北スマトラ州クアラタンジュンの新出荷拠点から、佐賀伊万里バイオマス発電所向けのパーム椰子殻(PKS)燃料を初出荷した。供給網を拡充し、農作物残渣(ざんさ)を使う燃料事業との連携も進める。

 PKSは、アブラヤシの種から油を搾った後に残る椰子殻を燃料として利用するもの。

 テスグループは2020年からインドネシアでPKSを調達し、日本国内のバイオマス発電所に販売している。26年7月末までの累計出荷量は約76万トンとなった。

 北スマトラ州には、国営パーム農園企業が運営するセイマンケイ工業団地があり、テスグループは同団地で椰子空果房(EFB)を原料とするペレット製造事業も展開している。今後はPKSとEFBペレットの供給網を一体化し、調達と供給の安定化を図る。28年6月期にはPKSの年間供給量を40万トンとし、自社向けと外部向けに各20万トンを供給する目標を掲げている。