インドネシアニュース 政府、資源輸出を国営新会社に一元化へー6月から、ダナンタラ傘下「DSI」設立

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 政府系ファンドのダナンタラは20日、輸出を専門に扱う新たな国営企業として「ダナンタラ・スンベル・ダヤ・インドネシア(DSI)」を設立すると発表した。DSIはダナンタラが直轄し、石炭やパーム油など戦略的天然資源の輸出管理を一手に担う専業組織となる。

 DSIの事業開始は6月1日からで、12月31日までは資源の売り手と買い手を評価・仲介する役割を担う。来年1月以降はDSIが自ら資源を買い取って在庫を保有し、取引リスクを負った上で海外に独占販売する「単一窓口の事業者」へ全面移行する予定だ。

 輸出代金は取引国に応じた外貨で受け取り、販売で得た利益は完全に国内に環流させる方針だという。プラボウォ大統領は同日の国会本会議の演説で、天然資源の過少請求や輸出代金の国外滞留といった不正を絶つ方針を示しており、DSI設立はその具体策となる。