コミュニティー 131人が新たな春迎えるージャカルタ日本人学校(JJS) 小学部・中学部入学式

バンテン州南タンゲラン市のジャカルタ日本人学校(JJS)で9日、令和8年(2026年)度の入学式が行われた。保護者や学校関係者らが拍手する中、小学部79人、中学部52人の計131人が新たな学校生活をスタートさせた。
今年度着任した本川里美校長は式辞で、期待に胸を膨らませる小学1年生に向け「二つのお願いがあります。一つ目は友達を大切にすること。二つ目は元気に明るいあいさつをすることです」と優しく語りかけた。
また、中学1年生に対しては、心身ともに大きく成長する貴重な3年間であると強調。「自分の考えをしっかりと持ちつつ、他者の考えも尊重できる人になってほしい。蓄えた知識を自分のためだけでなく、誰かのために役立てられるよう成長していきましょう」と激励。最後に「JJSという大きな家族の中で、互いに支え合いながら歩んでいきましょう」と呼びかけた。

来賓として出席した在インドネシア日本国大使館の明珍充臨時代理大使は「しなやかな強さを身につけ、立派な国際人として育ってほしい」と祝辞を述べた。 続いて登壇したJJS学校維持会の高橋恒理事長は「開校58年目を迎えるJJSからは、これまでに小学部で4300人、中学部で2300人が巣立っていきました」と同校の歩みを紹介。「ジャカルタの空のように伸びやかに、皆さんが成長することを願っています」と、伝統を受け継ぐ新入生へ期待を寄せた。
「新入生のことば」では福原夢香さん(中1)が「小学生の時に挑戦せず後悔したことがあった。中学生では新たなことに挑み、3年間前向きに進んでいきたい」と力強く抱負を語った。
式を終えた新入生は各教室へと戻り、自己紹介や真新しい教科書の確認に臨んだ。これから頑張りたいことについて、中学1年の荻野絢さんは「数学の方程式」と目を輝かせ、小髙多慧さんは「技術・家庭科」と具体的な目標を掲げた。 一方、小学1年の教室では、我が子の晴れ姿を廊下から見守る保護者たちの姿が見られ、成長を喜ぶ優しい眼差しを注いでいた。